おされの巻

2005年3月12日 日常
ヨメの実家で法事なので、髪を切る。

自分、生まれて33年。
頭の弱いあたくちは、ハサミでジョキンと切れば
ただで済む髪を、数千円、時には数万円払って手を入れるというのが
未だに理解不可能。

ヨメなんか、ストレートパーマだの、カットだので、
髪に3時間&2万円などかけているわけですが、自分にそんな時間と
金があったら、スロットして欲しい物を買うに違いない。
っていうか、確定。

おしゃれ泥棒でもない自分は、髪の毛なんてハゲなきゃいい。
いつも、そんな気分です。

例えれば、こんな状態。


趣味>食>住>衣>>>散髪。


小なり小なり小なり散髪です。
大体、髪を散らすと書いて「散髪」。
自分で切って、ザンギリ頭になっても、
叩いてみれば、文明開化の音がするってやつです。
無問題。

とは言え、就職したり、彼女(ヨメ)ができたり、結婚したり、
結婚式に行ったり、法事に出たりと、若さだけで乗り切るのも
もはや不可能。

この頃は、恥ずかしいって感情も手に入れたのか、
しかたなく、床屋に行ってるわけです。

と、前振り長いですが、
結局言いたいのは、自分がいつも行く床屋は激安店。
かつ、短時間で終るということ。

で、この時もイカス髪型の「やっぱり矢張」みたいな兄ちゃんに、
どうしますかといわれ、3cmくらい切ってくださいと頼み熟睡。

終りましたーと、時計を見るとまだ15分。
「どうですかー」って言われ、メガネがないと見えないのに
「いいっす」といってまた眠ること10分。

顔剃りが終り、さあ会計。
外に出て頭を触ると

ん?

あれ?

髪の毛がねえんだけど?
ヽ(`Д´)ノ

多分、3cm切ってくれ→3cmに切ってくれ。
と間違えたに違いない。

なんだコノヤロー!
とか思ったが、所詮1500円の床屋。それぐらい許そうぜ!感で
胸がいっぱい。

しかも、ポジティブに「しばらく髪切んなくていいじゃん!」
とか考えて、逆に、グッジョブ(o^−’)b
ってな感じ。

「夜風が寒みーなー」とか言いながら(言ってねえけど)、
小粋に待ちを一人ぶらり旅。駐車場に戻り、車の鏡を見ると....

どこの、おぼっちゃまだよ!!


しかも、もみ上げが「長靴型」。
俺はルパン三世か?


そういえば、店員がもみ上げは自然な感じでいいですか?
って言ってたような気がするが、オメーのナチュラルかつ、
グローバルスタンダードなもみ上げはルパン(もしくはゼニガタ)かよ!

こうなると、全てが恥ずかしい。



「小粋に町を歩く太ったルパン」



この時点で、存在自体がありえない。
もういやん。

結局、ヨメに笑われながらモミアゲを揃えて貰うのでした。







と、文句を言いながらも、その床屋に通うに違いない。

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